遅延損害金は個人再生の減額対象?遅延損害金も債務の一種!

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「個人再生すると遅延損害金は発生するのか?」
「個人再生すると借金の遅延損害金はどうなる?」

銀行や消費者金融などから借金をする際には、返済が滞ると「遅延損害金」と呼ばれるペナルティを支払う契約になっているのが一般的です。

遅延損害金の利率は、現在では年20%に設定されることが多く、規定の返済日の翌日から実際に返済した日まで日割り計算で算出されます。

ところで、個人再生すると借金が大幅に減額されるのですが、この減額対象には遅延損害金も含められるのでしょうか。

そこで今回は、個人再生した場合に、借金の遅延損害金がどのように取り扱われるのかについて解説します。

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借金の遅延損害金

まず、借金の遅延損害金がどのようなものなのか説明します。

遅延損害金とは

「遅延損害金」とは、借金の返済が滞った際にペナルティとして支払うお金です。

お金を貸したカード会社(クレジットカード会社・消費者金融・銀行)が損害を被った際、請求してくるお金ともいえるでしょう。

なお、遅延損害金は「延滞利息」と呼ばれる場合もあります。

ただし、いわゆる「利息」と違うのは、利息がお金を貸す対価として発生するものに対し、遅延損害金はあくまでも借金を期日内に返済しなかったという契約不履行が原因となる損害金という点です。

つまり、遅延損害金は、借金を借りた人の過失によって発生する罰金といえるものであり、原則として故意であろうとなかろうと免除されることはありません。

遅延損害金の利率

遅延損害金の利率は、現在では年20%に設定されることが一般的です。

遅延損害金の利率は、カード会社と顧客との合意によって決めることができますが、利息制限法(お金の貸し借りにおいて利息の上限を設定し、上限を超えた利息や損害金の発生を禁ずる法律)の上限利率に則って定める必要があります。

本来、遅延損害金は貸付の上限利息の1.46倍まで認められているため、利息の上限が「21.9%~29.2%」と非常に高い点が特徴です。

平成22年より以前までは、この利率が認められていたため、遅延損害金が非常に高額になるケースもありましたが、現在では20%を超える利息は違法になっています。

遅延損害金が発生する期間

遅延損害金が発生する期間は、規定の返済日の翌日から実際に返済した日までとなり、日割り計算されます。

つまり、実際に借金返済を延滞した日数分だけ、遅延損害金が発生するというわけです。なお、利息と遅延損害金は混同される場合が多いのですが、

  • 利息:借金返済日まで発生
  • 遅延損害金:借金返済を延滞している日数分発生

ということで、その性質が全く異なっています。

個人再生における遅延損害金の扱い

では、個人再生すると、借金の遅延損害金がどうなるのか説明します。

個人再生で遅延損害金も減額されるのか

結論から言えば、個人再生の減額対象には遅延損害金も含まれます。

つまり、個人再生では、借金の元本と利息、遅延損害金を含めたものが減額の対象になるということです。

なお、対象となる遅延損害金は、個人再生の「再生手続き開始決定の前日までのもの」となります。

個人再生で借金はいくらまで減額されるのか

個人再生とは、裁判所に申し立てすることで借金を1/5~1/10程度まで減額してもらえ、残った借金を原則3年間で返済できれば完済扱いにしてもらえる手続きです。

個人再生では借金額の大きさに応じて減額率が決まっています。中でも最大の減額率といえるものが最低弁済額です。

最低弁済基準額

たとえば、借金総額(借金元本、利息、遅延損害金を含む)が1,000万円の場合には200万円、4,000万円の場合には400万円まで減額してもらえることになります。

ただし、個人再生の手続きのひとつである「小規模個人再生」においては、

のいずれか多いほうを、個人再生後に支払う必要があります。

よって、財産をたくさん持っている人が小規模個人再生すると、最低弁済額より多い金額を返済しなくてはいけない場合もあるのです。

また、もうひとつの手続きである「給与所得者等再生」では、

  • 最低弁済額
  • 清算価値
  • 2年分の可処分所得額

のいずれか多い金額を返済する必要があります。

可処分所得額とは、毎月の給料から税金や家賃、保険代、食費といった最低限の生活に必要な経費を抜いた後、残った金額のことです。

したがって、所得が多い人が給与所得者等再生した場合には、最低弁済額以上の金額を返済する可能性もあります。

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まとめ

  • 遅延損害金は、個人再生の減額対象となる
  • 遅延損害金とは借金の返済が滞った際にペナルティとして支払うお金のこと
  • 遅延損害金の利率は、現在では年20%に設定されることが一般的
  • 遅延損害金が発生する期間は、規定の返済日の翌日から実際に返済した日までとなり、日割り計算される
  • 個人再生すると、遅延損害金を含む借金を1/5~1/10程度まで減額してもらえ、残りを原則3年間で返済できれば完済使いにしてもらえる

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